Marantz7 SN.10050番台 オールバンブルビー化フルレストア  M.F 様  長野県

2019. 12. 27 掲載

こちらは Marantz7オリジナルの超々初期型プレミアム級の大変程度の良い逸品です。
これを当工房でオールバンブルビー化にフルレストアを行いました。

完成とともに比較的近県なので本体をお持ちして、ご自宅のオーディオシステムも見せて貰いました。

下記にその画像を公開します。

まず、これは100坪位あるでしょうか防音構造の広いオーディオルーム(ハウス)を建てられました。
この奥にオイロダインの重厚な励磁式スピーカーシステムが据え付けられています。

★音は何て言うのでしょう、これまで聴いたことの無い異次元の感じがします。

ピアノの音がとても印象深く、これがオイロダインの音なのだと感心していました。
重低音や超高音は一般にオイロダインは苦手と言われるようですが、持って行ったJAZZのCDを聴く限りでは全く違和感は感じません。
この為、特にツイーターやウーハーを追加する必要は無く、オイロダインの美しい音だけを引き出せば良いのではないかと思います。

またクラシックでも、聴かせて頂いたモーツァルトの調べは極めて美しく、部屋の音響効果もあり伸び伸びとした感じで聴けました。

改めてレストアしたMarantz7の音を聴いて貰うと、やはりすっきりとした音になったという印象を持たれました。
この印象が大事なのです。(笑)


残念ながらレコードではリンもEMT930も内蔵イコライザーなのでMarantz7のイコライザーの音を聴くことはできませんでしたが、これからこのMarantz7を中心としたレイアウトも考慮に入れて頂き、世界中で極めて評価の高いMarantz7のイコライザーの音も堪能して頂ければ良いかと思います。









ドイツ製の超高級パワーアンプが並んでいます。

こちらも超高級なリンとEMT930レコードプレーヤーです。

取り敢えず音出しのために仮置仮配線でMarantz7を置いています。

下には参考のため持ち込んだこちらのMarantz8Bでも試聴しました。